2019年度地震火山こどもサマースクール開催地の公募について(2018年2月16日締切)Recruit and Grant

2017年12月8日

2019年度地震火山こどもサマースクール開催地候補募集要項

 地震火山こどもサマースクールは、1999年夏から小・中・高校生を対象にはじまった行事で、現在、日本地震学会、日本火山学会、日本地質学会が共同で実施する、地球科学関連では最大規模の体験学習講座です。今回、下記により2019年度に実施する第20回の開催地を公募いたします。

 このサマースクールでは、参加者のこどもたちが、第一線の研究者と一緒に地元の見慣れた景観の中に隠された地球の活動を探し、大地や風景のなりたちを考えます。野外観察、身近な材料を使った実験、研究者との対話を通じて、その土地の誕生から現在までの歴史や、そこに成立した地域社会との関係について楽しく学びます。また、開催地で見られる地震活動や火山噴火などの証拠に触れることで自然災害に対する理解も深めます。
 プログラムの最後には、子どもたちが研究者と一緒に行った調査の結果について発表を一般市民向けに行います。2017年は2016年熊本地震の被災地である益城町で実施し、参加した子供たちは実際に動いた断層に接し、阿蘇山と活断層と湧水の関係などについて理解を深め、「益城の大地ジュニアマイスター」として、その後に断層の天然記念物指定に向けた説明役などで活躍しています。

 各学会からの講師の交通費・謝金を開催地が負担する必要はありません。また、開催地やその近くで、過去の地震や火山による被害がなくても構いません。詳しいことは地震火山こどもサマースクールホームページ(http://www.kodomoss.jp/)の「としょしつ」の地震火山こどもサマースクールの標準的なプログラム形式をご覧ください。

 なお、2018年度の第19回地震火山こどもサマースクールは、大島ジオパークで開催予定です。スタッフとして2名前後、準備段階からご参加いただくことを歓迎いたします。

応募資格

  1. 地震火山こどもサマースクールの主旨に賛同し、現地事務局を設置できる団体。なお応募が採択されたのち、三学会(地震・火山・地質学会)のスタッフと現地事務局で実行委員会を結成し、この実行委員会がサマースクールを実施します。
  2. 現地学校の夏休み期間中に1泊2日又は2日日程の通い形式の日程(土日が望ましい)でサマースクールを実施できること。
  3. 1泊2日の場合に、こどもとスタッフの宿泊に供することができる宿泊施設を確保可能なことが望ましい。

募集期間

2018年1月9日~2月16日

申し込み方法

必須事項を専用の用紙(ここからダウンロード(Wordファイル))に記入の上、地震学会事務局にメールまたは郵送にて申し込む。

選考結果の通知

3月初旬までに、郵送およびメールにて採用か不採用かを連絡します。

本件に関する連絡先

公益社団法人日本地震学会事務局(担当:普及行事委員会)
〒113-0033 東京都文京区本郷6-26-12 東京RSビル8F
E-mail:zisin@tokyo.email.ne.jp TEL:03-5803-9570 FAX:03-5803-9577

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