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【日本学術会議】1月23日幹事会及び記者会見の御報告News & Topics


会員、連携会員、協力学術研究団体 各位

日本学術会議事務局

平素より大変お世話になっております。

2025年1月23日、第379回幹事会を開催するとともに、記者会見を行いました。
今回の幹事会では、「学術を核とした地方活性化の促進に関する検討委員会」の設置や、各種委員会・分科会の委員等について決定しました。

記者会見では、冒頭の光石衛会長の挨拶(下記のとおり)におきまして、「持続可能な社会のための科学と技術に関する国際会議2024」や「学術を核とした地方活性化の促進に関する検討委員会」等について御説明いたしました。

幹事会資料及び記者会見で配布した資料は、日本学術会議のホームページに掲載しております。

記者会見冒頭の光石衛会長の挨拶

持続可能な社会のための科学と技術に関する国際会議2024

2月3日に開催される「持続可能な社会のための科学と技術に関する国際会議2024」について御案内いたします。

持続可能な社会のための科学と技術に関する国際会議は、国内外の著名な専門家にお集りいただき、地球規模の課題への解決策を探るため、日本学術会議において2003年より開催されています。

本年は、日本学術会議若手アカデミーのメンバーを中心に、企画から運営までを主導していただきます。会議当日は、基調講演及びパネリストの方々を各国からお招きするほか、一般参加の方々を含め、お子様連れでも来場いただけるように、託児施設を設置いたします。

会議の内容としては、『持続可能なイノベーション創出のためのエコシステム~2040年の科学・学術と社会を見据えて~』と題し、現在の日本の研究者、特に若手研究者を取り巻く環境に関連する課題に対し、日本の事例を出発点に、国際的な共通点や差異にも焦点を当てながら、解決策に向けたヒントや方向性を議論します。

内容詳細につきましては、日本学術会議のウェブサイトに掲載しておりますので、そちらを御覧いただければと思います。当日はプレスの皆様も御参加可能です。

学術を核とした地方活性化の促進に関する検討委員会

続いて、本日の幹事会において、「学術を核とした地方活性化の促進に関する検討委員会」の設置を承認しました。

我が国では人口減少、とりわけ若い世代の人口の大幅な減少と超高齢化が急速に進行するとともに、都市への人口や公共資源の一極集中が進み、学術界や産業界を含むあらゆるセクターがその対応に迫られています。その中で、地域に根差した特徴ある学術の取組が高度な知識と人材を確保・育成し、産学官と市民が連携して地域の課題解決に取り組むプラットフォームを構築することにより地方活性化を実現している例があります。

そのような、学術を核とした地方活性化の好事例を収集・整理し、他の地域とも共通する視点や課題を抽出すると同時に、地方活性化をより広範囲で促進する道筋について検討し、効果的な政策等を明らかにしていきたいと考えております。

その他の公開シンポジウム等

今後の公開シンポジウム等の開催予定については、日本学術会議のウェブサイトに掲載しておりますので御覧いただければと思います。

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