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【日本学術会議】11月28日幹事会及び記者会見の御報告News & Topics


会員、連携会員、協力学術研究団体 各位

日本学術会議事務局

平素より大変お世話になっております。

2024年11月28日、第376回幹事会を開催するとともに、記者会見を行いました。今回の幹事会では、提言1件(第7期科学技術・イノベーション基本計画に向けての提言)が承認されるとともに、各種委員会・分科会の委員等について決定しました。

記者会見では、冒頭の光石衛会長の挨拶(下記のとおり)におきまして、「第7期科学技術・イノベーション基本計画に向けての提言」や日本学術会議のあり方等について御説明いたしました。

幹事会資料及び記者会見で配布した資料は、日本学術会議のホームページに掲載しております。

記者会見冒頭の光石衛会長の挨拶

第7期科学技術・イノベーション基本計画に向けての提言

本日の幹事会において、「第7期科学技術・イノベーション基本計画に向けての提言」を承認いたしました。
アクションプランにおいて「タイムリー、スピーディな意思の表出」を位置付けている中で、本提言は第26期の最初の提言となります。
また、今後の政府における第7期科学技術・イノベーション基本計画の策定に向けて、日本学術会議として、学術的知見が現代社会を取り巻く諸課題の解決に最大限活用されるようにするとともに、それを可能とする学術の更なる発展を促し、2030年代のあるべき社会を示すため、学術コミュニティからのボトムアップによる議論の結果をまとめたものです。

本日は、本提言を取りまとめた科学者委員会学術体制分科会委員長、日本学術会議連携会員の林和弘先生にお越しいただいております。
本提言の詳細について、この後、林先生から説明していただきます。

なお、日本学術会議では、現在、生成AIや気候変動問題、研究力強化などの喫緊の課題を中心に提言等の準備を進めており、本提言において一部それらを予告しているところです。
今後、本提言及び今後の提言等をネットワーク化したパッケージとして見立て、第7期基本計画に対する日本学術会議の包括的なメッセージと捉えていただければと存じます。

日本学術会議のあり方

続いて、日本学術会議のあり方に関して報告です。

日本学術会議のあり方をめぐる問題に関しては、これまで、内閣府の有識者懇談会やWGにおいて、日本学術会議としての意見を述べてまいりました。
明日開催予定の第13回有識者懇談会においても、「より良い役割発揮のためのナショナルアカデミーの設計コンセプトについて」と題する文書及び「日本学術会議の会員選考に関する方針」と題する文書を配布し、日本学術会議としての考え方を説明することとしております。

(資料)

今後の進め方については内閣府において検討されることとなりますが、日本学術会議としては、今回の改革が、単に組織や会員制度の変更にとどまらず、真に日本のナショナルアカデミーとしての機能強化につながるものであれば、私どもとしては、誠実に議論を尽くしてまいりたいと思っております。

その他の公開シンポジウム等

その他の公開シンポジウム等の開催予定については、日本学術会議のウェブサイトに掲載しておりますので御覧いただければと思います。

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