電磁気学的アプローチによる予測など、地震の短期予測の取り組みについてどのようにお考えでしょうか?
時間をかけて科学的・統計的検証が十分に行われることを前提に、いろいろな取り組みを行なう事は必要だと思います。電磁気学的なアプローチについても、以前から、様々な取り組みは行なわれていますが、個別の手法の評価については、電磁気学の専門家の中でも意見が分かれているというのが実情です。日本の地震予知・予測研究の歴史(1962年のブループリント以降)もご覧ください。