「大地震」の呼び方は、「おおじしん」なのか、それとも「だいじしん」なのでしょうか?「おおじしん」と「だいじしん」の区別があれば教えてください。
結論から申し上げるとどちらでもよいと思います。NHK放送文化研究所のウェブサイトによると、「大地震」は従来、慣例的に「おおじしん」と読まれていましたが、最近は「だいじしん」と読む人も増えているようです。地震学上では、「だいじしん」というのは、地震の規模(マグニチュード:M)に対する階級を示しており、M7以上の地震を指します。
M1以上M3未満の地震を微小地震(びしょうじしん)、M3以上M5未満の地震を小地震(しょうじしん)、M5以上M7未満の地震を中地震(ちゅうじしん)と呼びます。M7.8以上の地震は、特に巨大地震(きょだいじしん)と呼びます。(地学事典(平凡社)より一部引用)また、東北地方太平洋沖地震以降、M9以上の地震を超巨大地震と呼ぶケースが増えてきました。