地震学夏の学校2024Event

「地震学夏の学校」は、主として学部学生や大学院生が地震学および関連分野の第一線で活躍する有識者の講演の聴講、および参加者の研究発表を通した議論・交流の場です。

今年のテーマは、「地震現象のマルチスケール性」です。地震現象の大きな特徴の一つに、非常に多様なスケールのイベントの存在があります。被害を及ぼす大地震、鉱山で観測される極微小地震、実験室での岩石破壊、巨大地震のサイクル、ゆっくり地震。今年の夏の学校は、様々なスケールの地震現象を研究する研究者による講演や参加者間の議論を通じ、地震研究の実務の多様性や、スケールの異なる現象の類似点や相違点、今後の研究の方向性を学ぶ機会としたいと考えています。

今回も、参加者同士の交流を深めるため、研究発表会を開く予定です。広い分野の研究者や他大学の学生と様々な話題についてゆっくり話をすることもできます。また、見学ツアーについても企画しております。 皆様の奮ってのご参加をお待ちしております。

開催概要

テーマ    :
地震学夏の学校2024: 地震現象のマルチスケール性
日程     :
2024年9月11日(水)~13日(金)
開催場所   :
京都府京都市・京都大学吉田キャンパス内・理学研究科セミナーハウス
構内マップと主な交通機関
形式     :
対面セミナー形式
参加募集人数 :
50名程度(定員になり次第申し込みを終了予定です)
募集時期   :
2024年6月半ば~7月下旬
応募方法   :
本特設HPの応募フォームから(後日公開)
主催     :
公益社団法人日本地震学会
共催     :
京都大学理学研究科 / 学術変革領域研究 Slow-to-Fast 地震学

講師

講師(敬称略) 講演タイトル
飯尾 能久
(京都大学防災研究所)
地震の始まりの始まりの解明と高サンプリング地震観測
伊藤 喜宏
(京都大学防災研究所)
世界の沈み込み帯から:海底観測で見る大地震とスロー地震
金子 善宏
(京都大学理学研究科)
前震はなぜ起こるのか?数値シミュレーションが示唆する地震活動の挙動とマルチスケール性
北 佐枝子
(建築研究所国際地震工学センター)
沈み込むプレート内地震とその発生に至る過程
溜渕 功史
(気象庁地震火山部)
地震カタログからみる海の小さな地震
直井 誠
(北海道大学理学研究院)
微小破壊から探る震源の物理
山下 太
(防災科学技術研究所)
大きな岩石試料を使った摩擦実験で何が分かるか?

対象

主たる対象は地震学および関連分野を専攻する/学びたい学部生および大学院生です。
学生を優先としますが、定員に余裕がある場合にはポストドクターなどの若手研究者の方にもご参加頂けます。

参加申し込み

6月半ばに受付開始予定ですので、改めてこのページをご確認下さい。

集合・解散(予定)

京都大学吉田キャンパスにて集合・解散予定です。詳細は後日アナウンスします。

参加費用

2,500円程度

その他

ご宿泊の場合は各自でホテル等の予約をお願いします。
京都市内の宿泊施設は大変混雑すると見込まれるため、早めのご予約をお勧めします。

お問い合わせ

地震学夏の学校2024世話人
E-mail:ssj-summer@tokyo.email.ne.jp

地震学夏の学校2024世話人

野田 博之(代表・京大),大谷 真紀子(京大),土井 一生(京大),直井 誠(北大),西川 友章(京大),平野 史朗(立命館大),山下 裕亮(京大),吉光 奈奈(京大)

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