「地震学夏の学校」は主として学部学生や大学院生が地球科学関連分野の第一線で研究している研究者の講演を聴く3日間の集中セミナーです。
2017年度は「サイスモテクトニクスの最前線」をテーマとして最前線で活躍する研究者をお招きし、地震波トモグラフィーからリモートセンシングまで幅広い内容を分かり易く講義して戴きます。また、東北沖地震の最重要課題の一つである粘弾性変形と、熊本地震でも大きな威力を発揮した合成開口レーダー解析については各自で解析を行う実習形式とします。
今回のもう一つの特徴は、現地集合・現地解散として各自で宿と食事を手配する点です(こちらである程度の部屋数を確保してはあります)。これにより、参加者の工夫で旅費を軽減できる上に、旅程の自由度も確保できます。
夏の学校には様々な大学から参加者が集うため、今後の大学・大学院生活を共に頑張っていく仲間を作るチャンスです。奮ってご参加下さい。
世話人:高田 陽一郎,大園 真子,勝俣 啓,高橋 浩晃,青山 裕(北海道大学大学院理学研究院)
主 催:公益社団法人日本地震学会
共 催:北海道大学理学研究院
日 程:2017年9月12日(火)から14日(木)
場 所:北海道大学理学部(http://www.sci.hokudai.ac.jp/)
参加募集人数:35名程度
テーマ:「サイスモテクトニクスの最前線」
講師 | 講義テーマ |
---|---|
小澤 拓 先生(防災科学技術研究所) | 「合成開口レーダー解析の座学と実習」 |
深畑 幸俊 先生(京都大学防災研究所) | 「沈み込み帯の地震時変動から地形発達まで」 |
日置 幸介 先生(北海道大学大学院理学研究院) | 「測地学と地震学の境目」 |
吉澤 和範 先生(北海道大学大学院理学研究院) | 「地震波トモグラフィーとテクトニクス」 |
※講義は日本語で行います。
※小澤先生と深畑先生の講義は端末室での実習形式です。
本年度のテーマ「サイスモテクトニクスの最前線」に興味のある学生ならどなたでも歓迎します。講師の先生方には、学部4年生ないし修士課程1年生に理解できる程度の内容で講義をお願いしています。
学生:4,000円
一般:7,000円
※宿泊・食事は各自で手配となります。希望者には手頃な宿泊施設を紹介いたします(数に限りがあります)。
集合:2017年9月12日(火)午後1:00 北海道大学理学部
解散:2017年9月14日(木)正午頃 北海道大学理学部
※スケジュール調整の都合により、時刻・場所が変更になる場合があります。予めご了承下さい。
参加者による研究発表を行います。学会発表のようなきっちりした形でなく、飲みものを片手にリラックスした雰囲気の中で、ざっくばらんに議論できればよいと考えています。
発表の形式は、ポスターもしくはスライドを印刷したものを用意して下さい(使用可能なスペース:200cm(高さ)×85cm(幅))。
発表内容は、本学校のテーマに拘わらずご準備いただいて結構です。卒業論文・修士論文などとしてまとめる最中で完成した研究ではないが、多くの人の意見を聞いて今後の方向を探ってみたい、という研究の途中報告でも構いません。
自分の研究について他大学の皆さんにも知ってもらい、互いに議論するための良い機会ですので、ぜひご発表ください。
地震学会事務局まで以下の内容を本文に書いてメールでお申し込みください。定員になり次第、申し込みを終了させて頂きます。
参加申し込み期間は2017年5月26日(金)~7月31日(月)です。期間外にメールをいただいても受付できません。
ご記入いただいた個人情報は、地震学夏の学校の事務のみに使用いたします。
定員に達したため申し込みを終了いたしました。
申し込みメールアドレス:ssj-summer@tokyo.email.ne.jp
お名前:
所属・学年等:
年齢:
性別:
連絡先メールアドレス:
連絡先電話番号(差し支えなければ、携帯電話など当日連絡可能な番号):
ポスター発表の有無(有の場合はタイトル):
宿泊施設の紹介の希望:希望する・希望しない
(東横イン札幌駅西口北大前を予定)