2024年11月25日
公益社団法人日本地震学会理事会
日本地震学会2024年度秋季大会において、2024年度日本地震学会学生優秀発表賞選考小委員会が組織され、計95件の研究発表を対象に学生優秀発表賞の選考を行いました。厳正な審査・選考が行われた結果、同委員会より10名の受賞候補者の推薦を受け、理事会(決議の省略)において、2024年度日本地震学会学生優秀発表賞10名を下記の通り決定しました。
氏名(五十音順) | 所属(学年) |
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「発表タイトル」 | |
大舘 未来 | 東北大学大学院理学研究科(修士課程1年) |
「2024年能登半島地震の地震後地殻変動における粘弾性緩和とアフタースリップの寄与-超稠密GNSS観測網による検証-」 | |
大柳 修慧 | 京都大学大学院理学研究科(博士課程6年) |
「Long-duration signal generated by volcanic activity at Nishinoshima detected by dense array observation at Hyuga Nada」 | |
小松 真喜 | 東京科学大学理学院(修士課程1年) |
「能登半島群発地震における繰り返し地震分布の時空間的特徴」 | |
陣出 湧也 | 金沢大学大学院自然科学研究科(修士課程2年) |
「深層学習を用いたテクトニック微動の検出と震央決定:南海沈み込み帯Hi-net観測点への応用」 | |
染矢 真好 | 東京大学大学院理学系研究科(修士課程2年) |
「Physics-Informed Neural Network (PINN) による津波のデータ同化」 | |
垂水 洸太郎 | 北海道大学大学院理学院(博士課程3年) |
「長周期遠地P波の偏向異常:豪州大陸下の上部マントル方位異方性の推定」 | |
綱嶋 椋 | 東北大学大学院理学研究科(修士課程1年) |
「東日本沈み込み帯の方位異方性トモグラフィー:3次元波線追跡法の影響」 | |
乘杉 玲壽 | 京都大学大学院理学研究科(修士課程1年) |
「Multi-Scale Rate- and Roughness-Dependent Friction Realizes a Variety of Seismic-Aseismic Transitions」 | |
吉村 嶺 | 京都大学大学院理学研究科(修士課程2年) |
「房総半島沖における群発地震検出と小規模なスロースリップとの関連の調査」 | |
渡部 熙 | 東京大学大学院理学系研究科(博士課程1年) |
「紀伊半島における三次元深部電気比抵抗構造に基づいた深部低周波微動発生領域の特徴」 |
※所属・学年は、発表時の情報です。
2024年11月11日
2024年度日本地震学会学生優秀発表賞選考小委員会
日本地震学会2024年度秋季大会において学生優秀発表賞の選考を行った。審査対象は、在学中の正会員であり、所定の手続きにより審査対象になることを希望し、当日発表を行い、かつ以前に本賞を受賞していない会員による、のべ95件の発表である。選考委員会による審査の結果、下記10名を2024年度日本地震学会学生優秀発表賞の受賞候補とすることを決定した。本報告の結果は、理事会の承認をもって受賞決定とする。
*受賞候補は「日本地震学会学生優秀発表賞受賞者の決定について」を参照
各発表に対して2-3名の選考委員が、公表されているガイドラインに従って評価を行った。選考委員は50名であり、同じ所属機関の学生、共著者となっている学生の発表を審査しないこととし、各委員は約5-7件の審査を担当した。それらの審査結果に基づき、口頭発表6名、ポスター発表4名について受賞候補者とした。なお、全受賞者数は対象者の1割程度、また口頭発表とポスター発表の受賞率を1.5:1程度にするということを踏まえ、受賞率を10/95=0.105、口頭発表とポスター発表の受賞率を 1.5:1とした。
悪原 岳,浅野 陽一,浅野 公之,麻生 尚文,新井 隆太,安藤 亮輔,江本 賢太郎,太田 雄策,大谷 真紀子,片上 智史(委員長),勝間田 明男,加藤 愛太郎,加納 将行,加納 靖之,亀 伸樹,北 佐枝子,久家 慶子,久保 久彦,久保田 達矢,小平 秀一,小林 励司,篠原 雅尚,関口 春子,髙木 涼太,千葉 慶太,津田 健一,利根川 貴志,友澤 祐介,直井 誠,中原 恒,西村 卓也,西田 究,野田 朱美,馬場 俊孝,廣瀬 仁,福山 英一,深畑 幸俊,堀 高峰,前田 拓人,松澤 孝紀,松島 健,三浦 誠一,三井 雄太,三宅 弘恵,宮澤 理稔,室谷 智子,八木 勇治,山下 裕亮,山田 真澄,吉澤 和範