2018年度Awards

日本地震学会学生優秀発表賞受賞者の決定について

2018年11月7日
公益社団法人日本地震学会理事会

 日本地震学会2018年度秋季大会において、2018年度日本地震学会学生優秀発表賞選考委員会が組織され、計76件の研究発表を対象に学生優秀発表賞の選考を行いました。厳正な審査・選考が行われた結果、同委員会より8名の受賞候補者の推薦を受け、理事会において、2018年度日本地震学会学生優秀発表賞8名を下記の通り決定しました。

氏名(五十音順) 所属(学年)
「発表タイトル」
雨澤 勇太 弘前大学理工学研究科(修士課程2年)
「秋田県森吉山周辺で観測されたS-S散乱波の波形形状の時間変化」
寒河江 皓大 東北大学大学院理学研究科(修士課程2年)
「MUSIC法を用いた紀伊半島周辺の深部低周波微動のアレイ解析」
三反畑 修 東京大学大学院理学系研究科(博士課程2年)
「ニュージーランド・ケルマディック諸島近海における火山性津波地震」
清水 宏亮 筑波大学大学院生命環境科学研究科(修士課程1年)
「ポテンシーテンソルの時空間分布を推定するインバージョン解析法の開発:2013年パキスタン・バローチスターン地震への適用」
秦 真平 岡山大学大学院自然科学研究科(修士課程2年)
「津波の非線形分散波方程式を効率的に解く新スキームの開発」
林田 祐人 九州大学大学院理学府(修士課程1年)
「0.1満点観測によって得られた鳥取県西部地震震源領域における微小地震のメカニズム解の特徴について」
疋田 朗 東京大学大学院理学系研究科(修士課程2年)
「四国西部のスロー地震発生域における稠密アレイを用いたレシーバー関数解析」
松本 圭晶 東北大学大学院理学研究科(修士課程1年)
「2017年に鹿児島湾で発生したM5.3の地震の前駆的活動及び余震活動にみられる震源のmigrationとその原因」

日本地震学会学生優秀発表賞 選考結果報告

2018年10月29日
日本地震学会学生優秀発表賞選考委員会

 日本地震学会2018年秋季大会において学生優秀発表賞の選考を行った。審査対象は、学生会費が適用され、所定の手続きにより審査対象になることを希望し、当日発表を行い、かつ以前に本賞を受賞していない会員による、計76件の発表である。選考委員会による審査の結果、8名の学生を第9回日本地震学会学生優秀発表賞の受賞候補とすることを決定した。本報告の結果は、理事会の承認をもって受賞決定とする。

審査・選考方法について

 各発表に対して3名の選考委員が、公表されているガイドラインに従って評価を行った。選考委員は29名であり、同じ所属機関の学生、共著者となっている学生の発表を審査しないこととし、各委員は8~9件程度の審査を担当した。それらの審査結果に基づき、口頭発表4名、ポスター発表4名について受賞候補者とした。

2018年度日本地震学会学生優秀発表賞選考委員会審査委員(五十音順)

利根川 貴志(委員長)、浅野 公之、安藤 亮輔、飯高 隆、内出 崇彦、大園 真子、太田 雄策、大林 政行、片尾 浩、勝俣 啓、栗山 雅之、近藤 久雄、澁谷 拓郎、杉岡 裕子、須田 直樹、竹内 希、近貞 直孝、中原 恒、中東 和夫、西村 卓也、馬場 俊孝、廣瀬 仁、前田 宜浩、松本 聡、三井 雄太、三宅 弘恵、矢部 康男、行竹 洋平、吉澤 和範

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