2015年度Awards

公益社団法人日本地震学会 理事会

 日本地震学会2015年度秋季大会において、2015年度日本地震学会学生優秀発表賞選考委員会が組織され、のべ80件の研究発表を対象に学生優秀発表賞の選考を行いました。厳正な審査・選考が行われた結果、同委員会より8名の受賞候補者の推薦を受け、理事会において、2015年度日本地震学会学生優秀発表賞8名を下記の通り決定しました。

氏名(五十音順) 所属(学年)
「発表タイトル」
悪原 岳 東京大学大学院理学系研究科(博士課程3年)
「紀伊半島周辺の海域・陸域下に沈み込むフィリピン海プレート内の流体分布」
「海面反射除去フィルタを用いたOBSアレイデータによるレシーバ関数の推定」
朝山 暁 大阪大学大学院理学研究科(修士課程1年)
「活断層における地震すべり由来非晶質微粒子の保存」
荒 諒理 東京大学大学院理学系研究科(博士課程1年)
「東北沖繰り返し地震における地震波エネルギーの時間変化及び空間変化; 断層強度回復プロセスへの示唆」
大工 草見子 金沢大学大学院自然科学研究科(修士課程1年)
「紀伊および四国地方のプレート境界遷移領域における平均すべり速度の再推定」
髙橋 温志 京都大学大学院理学研究科(修士課程2年)
「日本列島の高密度GNSS速度場のクラスタ解析」
田中 優作 北海道大学大学院理学院(博士課程2年)
「人工衛星GRACEで見た地震時および地震後の重力変化」
西村 佳也 東邦大学大学院理学研究科(修士課程2年)
「亀裂を含んだ斑レイ岩の弾性波速度およびVp/Vs比の間隙圧依存性」
山形 直毅 京都大学大学院工学研究科(修士課程1年)
「南アフリカ金鉱山地下1kmの採掘空洞前方で観察された板状分布を示すAE活動のb値と空間相関長の時間変化」

日本地震学会学生優秀発表賞 選考結果報告

日本地震学会 学生優秀発表賞選考委員会

 日本地震学会2015年度秋季大会において学生優秀発表賞の選考を行った。審査対象は、学生会費が適用され、所定の手続きにより審査対象になることを希望し、当日発表を行い、かつ以前に本賞を受賞していない会員による、のべ80件の発表である。選考委員会による審査の結果、 8名の学生を2015年度日本地震学会学生優秀発表賞の受賞候補とすることを決定した。本報告の結果は、理事会の承認をもって受賞決定とする。

審査・選考方法について

 各発表に対して3名の選考委員が、すでに公表されているガイドラインに従って評価を行った。選考委員は25名(下記)であり、同じ所属機関の学生、共著者となっている学生の発表を審査しないこととし、各委員は9-10件程度の審査を担当した。それらの審査結果に基づき、口頭発表とポスター発表のそれぞれについて1割程度となる、上位4名および5名(1名の重複を含む)を受賞候補者とした。

2015年度 日本地震学会学生優秀発表賞選考委員会 審査委員(五十音順)

安藤 亮輔(委員長)、伊藤 武男、今西 和俊、内田 直希、岡元 太郎、尾鼻 浩一郎、加藤 愛太郎、加藤 護、加納 靖之、近藤 久雄、酒井 慎一、末次 大輔、田所 敬一、谷岡 勇市郎、津野 靖士、遠田 晋次、中島 淳一、中村 洋光、行谷 佑一、西田 究、西村 卓也、林 能成、前田 拓人、松原 誠、吉澤 和範

ページ最上部へ