「震災」と「地震」はどのように違うのでしょうか?
「地震」は、 FAQ 1-2で示したように、地下の岩盤の破壊現象及びそれによる地面の揺れを指します。これに対し、「震災」は地震によって引き起こされた災害を指す言葉です。
例えば、地震によって、強い揺れや津波が引き起こされても、その場所に人が住んでいなければ震災はありません。逆に、比較的弱い揺れや津波であっても、大きな震災が生じることもあります。
すなわち、「震災」の大きさはマグニチュードや震度で単純に測れるものではありません。例えば、2011年3月11日の「東北地方太平洋沖地震」が引き起こした災害の名称が「東日本大震災」です。できるだけ使いわけて頂きたいものです。