人間のからだに感じる地震は、どのくらい起こっているのですか?
日本およびその周辺で人間のからだに感じる地震(震度1以上の有感地震)は、1年間に1,000~2,000回程度あります。単純に平均すると、1日あたり3~6個となりますが、有感地震が起こらない日が続くこともありますし、1日にまとまった数の有感地震が発生することもあります。
1993年北海道南西沖地震を契機に震度観測点が倍増しました。さらに1995年兵庫県南部地震後に震度観測が全市区町村に広がり、気象庁のシステムと接続されています。これらの結果、気象庁が発表している有感地震(震度1以上の地震)の数は、1995年以降増える傾向にあります。ここでは、2001年~2014年の有感地震の数を参考に、年間1,000~2,000回としました。
なお、地震活動が特に活発であった2011年の有感地震の数は、10,681回(1日平均30回)でした。これは、同年3月11日に発生した東北地方大平洋沖地震に伴って多数の余震等が発生したためです。
有感地震を調べるには、気象庁の震度データベース検索が便利です。