「地震学夏の学校」は、主として学部学生や大学院生が地震学関連分野の第一線で研究している研究者の講演を聴く合宿形式のセミナーです。
今夏の「夏の学校」のテーマは、「地殻のイメージング、地殻の動きを捉える」です。近年の地震学的・測地学的観測網や解析手法の発展により、地殻の詳細なイメージングや、地殻の動きを捉えることができるようになってきました。今回の夏の学校では、これらの分野の最新の知見に関して、講師の先生方に基礎から最先端まで講演していただきます。
今回も、参加者同士の交流を深めるため、研究発表会を開きます。地震学周辺の幅広い分野の研究者と、様々な話題についてゆっくり話をすることもできます。毎年さまざまな大学から学生が参加しますので、全国に仲間を作るチャンスでもあります。また今年は、 熊本・阿蘇という地震学にとってホットな場所での開催になります。奮ってご参加下さい。
世話人の辻は、修士の研究テーマを悩んでいた時に、この夏の学校に参加しました。その際、講師の先生や参加した学生から多くの刺激とインスピレーションを得たのを覚えています。研究が進んでいない学生、研究について相談のある学生もウェルカムです。
世話人:辻 健,松本 聡,相澤 広記,山口 哲生,池田 逹紀
日 程:2019年9月1日(日)昼から3日(火)
場 所:阿蘇青少年交流の家 http://aso.niye.go.jp/
参加募集人数:30名以下
テーマ:「地殻のイメージング、地殻の動きを捉える」
講師 | 講義テーマ(仮題) |
---|---|
深尾 良夫(海洋研究開発機構) | 海洋地殻の動きを追跡する:1秒の動きから1億年の動きまで |
西田 究(東京大学地震研究所) | "地震"以外の揺れから探る地球内部構造 |
阿部 進(石油資源開発) | 物理探査技術の革新的進展による地殻構造イメージングへの貢献 |
九州大学の教員(辻など) |
主たる対象は固体地球物理学を専攻する学部生および大学院生ですが、定員に余裕のある場合には、一般の方(ポストドクターを含む)にもご参加頂けます。
5,000~6,000円程度
(宿泊費・食費・懇親会費を含む、交通費を含まない)
参加者による研究発表の時間を取ります。学会発表のようなきっちりした形でなく、リラックスした雰囲気の中で、ざっくばらんに議論しましょう。
発表内容は、この夏の学校のテーマに直接関わらない内容でも結構です。完成した研究ではないが、他の人の意見を聞いて今後の方向を探ってみたい、という途中報告でも構いません。
A0ポスターもしくはスライドを印刷した物を用意して下さい。ぜひ積極的にご発表下さい。
阿蘇山や熊本地震の断層露頭・地すべり域を見学予定。
地震学会事務局まで以下の内容を本文に書いてメールでお申込み下さい。
参加申込み期間は2019年5月31日(金)正午 ~7月31日(水)正午です。ただし、定員になり次第、申込みを終了させて頂きます。
個人情報は、地震学夏の学校の事務にのみ使用致します。
定員に達したため申し込み受付を終了いたしました。
申込みメールアドレス:ssj-summer@tokyo.email.ne.jp
お名前:
所属・学年:
年齢:
性別:
連絡先メールアドレス:
連絡先電話番号(差し支えなければ、携帯電話など当日連絡可能な番号):
ポスター発表のタイトル(無しの場合はその旨を明記):
※プログラムに一部未定の部分があります。詳細は次号のニュースレター(7月10日発行)でお知らせします。