会長挨拶Message from the President

このたび日本地震学会会長を拝命するにあたり、ご挨拶を申し上げます。

 まず、今般発生しました熊本地震で犠牲になられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。熊本地震に限らず、我が国は数年に一度といった頻度で大地震に襲われています。このような地震国において、日本地震学会は、諸先輩方の努力により地震に関する学術の発展に大きな貢献をして参りました。また1995年の阪神・淡路大震災以降は、地震災害軽減のため地震に関する知識の普及に努めて参りました。さらに、2011年の東北地方太平洋沖地震の発生を真摯に受け止め地震学や地震学会のあり方について議論を重ねました。これを受けて、加藤前会長のもとでは行動計画2012を策定し、和文会誌「地震」の改革や地震学を社会に伝える連絡会議創設など、多くの取り組みを進めてきました。今期は、このような活動を継承・発展させ、地震に関する学問のさらなる発展と災害軽減に向けた社会貢献を進めていくとともに、学会の抱える諸課題を解決していきたいと考えています。来年は日本地震学会が日本測地学会と共同主催するIAG-IASPEI(国際測地・地震・地球内部物理学連合)学術総会が神戸で開催されます。この会が日本の地震学のさらなる発展に繋がるよう努力したいと思います。

 会員にとっては学会の活動に参加・貢献することが大きな魅力となるような日本地震学会を、社会にとっては地震学の進歩を実感できる日本地震学会を目指して努力していきたいと考えています。みなさまの温かいご支援・ご声援をよろしくお願いいたします。

公益社団法人日本地震学会 会長 山岡耕春

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