2017年度Awards

2017年11月29日
公益社団法人日本地震学会 理事会

 日本地震学会2017年度秋季大会において、2017年度日本地震学会学生優秀発表賞選考委員会が組織され、のべ80件の研究発表を対象に学生優秀発表賞の選考を行いました。厳正な審査・選考が行われた結果、同委員会より8名の受賞候補者の推薦を受け、理事会において、2017年度日本地震学会学生優秀発表賞8名を下記の通り決定しました。

氏名(五十音順) 所属(学年)
「発表タイトル」
奧山 秀弥 北海道大学大学院理学院(修士課程1年)
「新しい異方性パラメータη_κの表面波位相速度インバージョンへの影響」
小澤 創 東京大学大学院理学系研究科(修士課程1年)
「震源核形成における発展則と不均質性の影響」
金谷 希美 東京大学大学院理学系研究科(修士課程2年)
「関東地域で観測された太平洋プレート内深発地震の顕著な地震波異常とその解釈」
栗原 亮 東京大学大学院理学系研究科(博士課程1年)
「西南日本沈み込み帯における誘発微動の網羅的検出と地域差」
高野 智也 東北大学大学院理学研究科(博士課程2年)
「地球潮汐による地震波速度変化の歪み感度の推定-伊豆大島における地震計小アレイデータの相関解析-」
高橋 馨子 横浜市立大学大学院生命ナノシステム科学研究科(修士課程1年)
「ニューラルネットワークを用いた低SN比条件下における地震波検出法の開発」
廣瀬 郁 東北大学大学院理学研究科(博士課程2年)
「雑微動の相互相関関数を用いた2015年8月15日桜島のダイク貫入に伴う地震波散乱特性の時空間変化イメージング」
水谷 雄太 東京大学大学院理学系研究科(修士課程1年)
「V-netを用いた地震波干渉法による阿蘇地域での地震波速度構造時間変化の推定」

日本地震学会学生優秀発表賞 選考結果報告

2017年11月15日
日本地震学会 学生優秀発表賞選考委員会

 日本地震学会2017年度秋季大会において学生優秀発表賞の選考を行った。審査対象は、学生会費が適用され、所定の手続きにより審査対象になることを希望し、当日発表を行い、かつ以前に本賞を受賞していない会員による、のべ80件の発表である。選考委員会による審査の結果、下記8名の学生を第8回日本地震学会学生優秀発表賞の受賞候補とすることを決定した。本報告の結果は、理事会の承認をもって受賞決定とする。

審査・選考方法について

 各発表に対して3名の選考委員が、公表されているガイドラインに従って評価を行った。選考委員は30名であり、同じ所属機関の学生、共著者となっている学生の発表を審査しないこととし、各委員は8件程度の審査を担当した。それらの審査結果に基づき、口頭発表5名、ポスター発表3名について受賞候補者とした。

2017年度日本地震学会学生優秀発表賞選考委員会審査委員(五十音順)

松澤 孝紀(委員長)、青柳 恭平、安藤 亮輔、伊藤 喜宏、今西 和俊、岩田 知孝、内出 崇彦、大久保 慎人、大園 真子、大見 士朗、勝俣 啓、加藤 愛太郎、亀 伸樹、河合 研志、久家 慶子、栗山 雅之、近藤 久雄、寺川 寿子、利根川 貴志、中原 恒、西田 究、西村 卓也、福山 英一、馬場 俊孝、前田 拓人、三浦 哲、山田 真澄、山本 直孝、吉澤 和範、吉見 雅行

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