注)日本地震学会ニュースレターには,薄く示した部分を省略して掲載しています.
第135回強震動委員会議事録
日時:2025年7月29日(火) 15:00〜16:00
場所:Zoomによるオンライン開催
出席者(敬称略):中原(委員長)、浅野、植竹、香川、司、重藤、芝、高井、武村、田中、長、友澤、干場、堀川、前田、松島、宮腰、盛川(以上委員)
資料
135-0-1 第135回強震動委員会議事次第
135-0-2 第134回強震動委員会議事録
135-1-1 「強震動予測−その基礎と応用」第24回講習会のお知らせ
135-1-2 第135回 強震動委員会資料(研究会班)
議題:
1.各調査班からの報告等
■講習会班
資料135-1-1により、武村班長から強震動講習会の準備状況について報告があった。12月2日(火)に東京大学地震研究所およびZoomによるハイブリッド形式での開催を予定。地震動予測をテーマに、前田委員、松島委員、宮腰淳一氏(大崎総合研究所)の3名に講師を依頼。昨年度のアンケート結果を参考に、各講演時間は90分に設定。受付開始は10月1日、締切は11月21日(金)。例年は開催1週間前を締切としているが、今年は11月22日〜24日が3連休にあたるため、21日を締切とし、資料が当日までに確実に受講者に届くよう配慮した。講習用資料は11月初旬に各講師より提出を受け、講習会班内で1週間程度確認後、松島委員から印刷業者に提出する予定。今後、事務局より各学会に対して共催の手続きを進める。オンライン参加の申込上限を90名としているが、ライセンス数の調整は可能。
委員以外に講師を依頼した理由について質問があり、過去にも同様の内容で依頼した実績があり、今回も同様の経緯で依頼したとの説明があった。
役割分担について質問があり、講師案の検討などで協力を得られ、班長の負担軽減に繋がったとの回答があった。
講師選定に関して、過去の講習会情報に加えて、各委員が対応可能な講演テーマを整理したリストを用意することで、講習会班および講師の負担軽減につながるとの意見が出された。
非会員の参加費(10,000円)について意見交換があった。会員参加費(8,000円)との差が小さいため、会員であることのメリットが見えにくいとの指摘があり、学会の財政状況も踏まえ、非会員の参加費の見直しについて議論した。非会員が民間企業所属の場合、多少参加費が高くなっても対応可能との見解があった一方、個人で費用を負担する場合も考慮し、大幅な引き上げは避けるべきとの意見もあった。結果として、非会員の参加費を15,000円に改訂することとなった。
■研究会班
資料135-1-2により、友澤班長から福岡市で開催される地震学会秋季大会の前日、2025年10月19日(日)に現地で対面開催する第45回研究会の準備状況について報告があった。会場については、秋季大会・一般公開セミナーの会場でもある福岡国際会議場とする案と、駅周辺の民間の貸会議室とする案が提示され、一般公開セミナー参加者への配慮から福岡国際会議場とすることとなった。講師については、海底微動アレイ探査の話題に関して応用地質の井上雄介氏から内諾を得ており、NL9月号(8月締切)に間に合うようタイトル・概要の提供を依頼。役割分担は、当日参加可能な委員の中で調整予定。研究会の開始時間は、一般公開セミナーの終了時間を確認したうえで確定し、NL9月号に投稿する。
■NL連載班
堀川班長から、進捗の報告があった。
■書籍班
松島委員から、進捗の報告があった。
2.学会内外の動向報告
■理事会
・中原委員長から、理事会の動向に関して情報提供があった。
■他委員会
・中原委員長から、大会・企画委員会の動向に関して情報提供があった。
*2025年度秋季大会では、兵庫県南部地震30年の特別セッションが企画されている。
*2026年5月24日〜29日に千葉市で開催予定のJpGUについて、AGUとの共催に伴い、英語セッション開催に関する情報を収集中。
・中原委員長から地震学を社会に伝える連絡会議に関する動向に関して情報提供があった。
■他学協会
・高井幹事から、2025年12月12日にハイブリッド形式で開催される地盤震動シンポジウムについて、山中先生による特別講演が企画されているとの情報提供があった。
・松島委員から、2026年10月19日〜21日にフランス・グルノーブルで開催されるESG7について情報提供があった。ウェブページが開設され参加登録可能となっている。2種類のベンチマークテストが企画されており、今後始まるH/Vインバージョンに関するベンチマークへの参加の呼びかけがあった。
次回は10月の地震学会秋季大会期間中を予定。
以上
注)日本地震学会ニュースレターには,薄く示した部分を省略して掲載しています.
第134回強震動委員会議事録
日時:2025年5月30日(金) 12:30〜13:30
場所:幕張メッセ国際会議場101室+Zoom
出席者(敬称略):中原(委員長)、青井、浅野、植竹、重藤、芝、高井、竹中、武村(俊)(オンライン)、田中、長、津田、津野(オンライン)、友澤、干場、堀川、前田、松島、三宅、宮腰、室谷、盛川(オンライン)、吉田(以上委員)
資料
134-0-1 第134回強震動委員会議事次第
134-0-2 第133回強震動委員会議事録
134-1-1 第134回強震動委員会 講習会班 打合せ資料
134-1-2-1 第134回 強震動委員会資料(研究会班)
134-1-2-2 第44回強震動研究会アンケート
134-1-2-3 研究会開催実績
134-2 BSSA Call for Papers
議題:
1.各調査班からの報告等
■講習会班
資料134-1-1により、武村班長から強震動講習会の準備状況について報告があった。今年度も東京大学地震研究所とZoomでのハイブリッド形式での開催を予定しており、講習内容については班内で検討中。ハイブリッド形式で実習を実施する場合のオンライン受講者へのサポート体制に関して質問があり議論を行った。過去には、Google Colaboratoryの利用を検討したこともあったが、Googleサービスへの接続が制限されている企業があるなどの課題があった。
■研究会班
資料134-1-2-1、134-1-2-2、134-1-2-3により、友澤班長から2025年3月4日にハイブリッド形式で開催された第44回研究会に関して、日本防火技術者協会による広報の効果もあり、非会員の参加者が多かったことが報告された。また、第45回研究会に関して、福岡で開催される地震学会(2025年10月20日(月)〜22日(水))の前日、10月19日(日)に現地対面開催で実施する予定であることが報告された。8月10日締切のニュースレターへの掲載に向け、7月中に講師を決定する必要があるため、講師および内容について意見交換を行った。
■NL連載班
堀川班長から、記事の対象とする地震・テーマ・執筆者を班内で整理・議論し、6月以降、具体的に作業を進める方針であることが報告された。
■書籍班
松島委員から、原稿をまとめる予定であることが報告された。
2.学会内外の動向報告
■理事会
・中原委員長から理事会の動向に関して情報提供があった。
■他委員会
・武村委員(学会情報誌編集委員長)から、学会情報誌編集委員会の動向として、ニュースレター全号を地震学会HP上で閲覧可能となったことが報告された。
■他学協会
・松島委員から、2025年8月21日・22日に京都大学防災研究所で兵庫県南部地震30年に関連した研究集会をハイブリッド形式で開催予定であるとの情報提供があった。30年前にどのようなことが起こったかを若い世代に伝える内容の企画を検討中。
・高井幹事から、2025年9月9日〜12日に九州大学伊都キャンパスで開催される建築学会に併せ、9月11日に地盤震動研究地域交流会を開催予定との情報提供があった。
・高井幹事から、2025年12月9日・10日に沖縄で地震工学会が開催予定との情報提供があった。
・香川委員から、2025年9月1日〜3日に神戸で土木学会・地震工学研究発表会が開催予定との情報提供があった。
・室谷委員から、1925年北但馬地震100年に関連し、兵庫県豊岡市の芸術文化観光専門職大学で歴史地震研究会が開催予定との情報提供があった。研究会は2025年9月27日・28日に、巡検は9月29日に実施予定。
以上