テーマ:「地震動計算の現状と課題,モデル構築の高度化に向けて」
強震動委員会では,地震動評価に携わる技術者・実務者の方々に強震動予測の最新技術をご理解いただき,各方面で応用いただきたく講習会を実施しております。今年度は,昨年度と一昨年度の講習会で実施しました地震動計算の実習を受け,受講者の皆様に実際の強震動予測で用いられている地震動計算手法の現状とその課題に加え,地震動計算を行う際のモデル構築の高度化に向けた震源と地下構造に関する最新の知見を学んで頂く講習を企画いたしました。
今回の講習では,先ず前回(第13回)・前々回(第12回)の講習会で取り上げました,地震動計算の代表的な手法である差分法と波数積分法を用いた地震動計算の現状と,計算の課題をご紹介頂いた後,地震動計算で使用する震源と地下構造の高度化に向けた最新の研究である,動力学モデルを用いた断層の破壊シミュレーションと,地震観測記録を踏まえた地表付近の浅部地盤での減衰特性のモデル化について,それぞれ専門の方々に講義して頂きます。みなさま方におかれましては,奮ってご参加下さいますようお願い致します。
主催: 公益社団法人日本地震学会 強震動委員会
共催: 日本活断層学会,日本地震工学会
対象:
構造設計者,コンサルタント,地盤調査技術者,強震動を専門としない研究者をはじめ,強震動に興味を持ち,最新の強震動予測手法とその適用例を学びたい方。強震動地震学及び関連の学生等。
日時:12月11日(木)10時00分〜16時10分(受付開始 9:30)
会場:東京工業大学田町キャンパス(JR田町駅すぐ)
キャンパス・イノベーション・センター(CIC) 1階 国際会議室
〒108-0023 東京都港区芝浦3-3-6
http://www.titech.ac.jp/about/campus/t.html
講師:
東京理科大学 永野正行 氏
工学院大学 久田嘉章 氏
(独)産業技術総合研究所 加瀬祐子 氏
(一財)電力中央研究所 佐藤浩章 氏
司会 : 名古屋大学 武村雅之 氏
参加費:(配布資料代を含みます)
日本地震学会,日本活断層学会,日本地震工学会の何れかの会員の方 8,000円/人
日本地震学会賛助会員,日本活断層学会法人会員,日本地震工学会法人会員の何れかに所属の方 9,000円/人
非会員の方 10,000円/人
日本地震学会,日本活断層学会,日本地震工学会の何れかの学生会員*の方 3,000円/人
*地震学会の学生会員は学生会費が適用される正会員を示します。
定員:60名
申し込み:2014年10月1日受付け開始(先着順で定員に達し次第締め切らせて頂きます)
なお,ご参加頂けなくなった場合は,出来るだけ多くの方にご参加頂くため,早めのご連絡をお願いいたします。
スケジュール:
10:00〜10:10 趣旨説明: 香川 強震動委員会委員長
10:10〜11:30 差分法による地震動計算の基礎・応用と課題: 永野 講師
11:40〜13:00 波数積分法による地震動計算の基礎・応用と課題: 久田 講師
14:00〜15:00 動力学的破壊シミュレーションは,地震動予測にどう役立つか?: 加瀬 講師
15:10〜16:10 地震観測記録から推定される地盤の減衰特性のモデル化: 佐藤 講師
実習全般に関するお問い合せは,強震動委員会講習会担当者(津田健一(kenichi.tsuda@shimz.co.jp))までご連絡下さい。
申込方法:
公益社団法人日本地震学会事務局(TEL:03-5803-9570, FAX:03-5803-9577, e-mail:zisin@tokyo.email.ne.jp)まで,「強震動講習会参加希望」と書いて,以下の内容をFAXまたはe-mailにてお申込ください。折返し事務局より参加案内をお送りいたします。
注) 今年度の申込みにつきましては,受付け開始を10月1日(水曜)とさせて頂きます。9月中にお申し込み頂いても受付けを受理できませんのでご承知おき下さい。
「強震動講習会参加希望」
氏名:
所属:
連絡先住所:
連絡先電話番号:
e-mailアドレス:
会員種別:
□ 日本地震学会 (□正会員、□学生会員*、□賛助会員)
□ 日本活断層学会(□正会員、□学生会員、□法人会員)(会員番号** )
□ 日本地震工学会(□正会員、□学生会員、□法人会員)(会員番号** )
(複数チェック頂いて結構です。)
□ 非会員
* 地震学会の学生会員は学生会費が適用される正会員を示します。
お問合せ:
内容・事務手続き等について不明な点については日本地震学会事務局(TEL:03-5803-9570, e-mail: zisin@tokyo.email.ne.jp)まで,お問い合わせ下さい。