強震動委員会では,強震動研究の成果をより効果的に社会に役立てるための手がかりをつかむことを目的として,研究成果が社会でどのように活用されているかを知り,また,関連分野における最新の研究を学ぶため,強震動研究会を開催しております.
このたび,第29回研究会を,以下のように実施することが決定しましたのでお知らせ致します.日本地震学会会員・非会員に限らずどなたでも参加できます.どうぞ奮ってご参加下さいますよう,お願い申し上げます.
【第29回研究会の概要】
日時:2016年10月4日(火) 18時30分から1時間程度(18時開場)
場所:名古屋市 ウインクあいち(愛知県産業労働センター)1004会議室
参加費:無料,登録:不要
講師:鈴木 康弘 教授(名古屋大学減災連携研究センター)
講演題目:地震断層・活断層と強震動
概要:活断層と強震動の関係について、熊本地震ほかこれまでの地震の例から考えてみたい。浅部の断層変位は強震動生成に関係しないとする仮定には疑問を感じざるを得ない。もしも本当に関係ないとしたら、活断層情報から強震動を予測する際にアスペリティの位置を推定することも不可能になる。活断層研究の立場から、素朴に感じる疑問についてお話ししたいと思います。
*このページは公益社団法人 日本地震学会 強震動委員会が管理・運営しています*