【第20回研究会の概要】
日時:2011年2月1日(火) 17:00―19:00 (同日15:00〜17:00に開催される第80回強震動委員会の終了後)
場所:東京大学地震研究所・1号館3階セミナー室A(新館3階)
参加費:無料,登録:不要
講師: 泊 次郎氏(東京大学地震研究所・元朝日新聞科学部編集委員)
講演題目:「日本の地震学の歴史と地震防災(強震動)研究」
講演概要:
1880年にお雇い外国人を中心に日本地震学会が創立されて以来、地震防災(強震動)の研究は、地震学が取り組むべき中心的な課題の1つとされてきた。ところが、戦後しばらくすると、地震防災(強震動)研究は地震学の中心からしだいにはずれていき、工学的な研究分野に近いものと見なされるようになった。強震動研究が地震学の中で“復権”したのは、阪神大震災以降である。このような歴史をたどることになったのは、どうしてなのかを、皆さんと一緒に考えてみたい。
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