日本地震学会強震動委員会 第15回研究会

日本地震学会強震動委員会では、強震動研究とその関連分野の関係者が集う研究会を企画しております。
その目的は、
(1)現実の社会の中で強震動研究の成果がどのように利用されているかを知ること、
(2)強震動研究の目指す目標をより高くしてゆくために、関連分野における最新の研究を学ぶこと、
(3)強震動研究とその関連分野に関わる人々との相互理解を深めること、
などです。
研究会を積み重ねながら、強震動研究をより効果的に社会に役立てるための手がかりを見つけて行きたいと考えております。
このたび、第15回研究会を、以下のように実施することが決定しましたのでお知らせ致します。強震動委員会と同様に、研究会の方も公開で実施しますので、どうぞ奮ってご参加下さいますよう、お願い申し上げます

【第15回研究会の概要】

日時:2008年10月7日(火)16:00より2時間程度
(同日14:00〜16:00に開催される第69回強震動委員会の終了後)
場所:東京大学地震研究所・1号館3階セミナー室A(新館3階)
参加費:無料,参加登録:不要

講師:佐藤 比呂志 氏(東京大学地震研究所地震予知研究推進センター)
題目:「強震動予測のための浅部〜深部地殻構造のイメージング」
    
講師:阿部 進 氏(樺n球科学総合研究所)
題目:「地震探査の最近の技術的トピックスの紹介」

講演概要:
 強震動予測おいて震源モデルを構築する際に重要な情報を与えてくれる反射法・屈折法地震探査。この分野の技術的な話題をいくつか取り上げ、近年、大学や研究機関が実施してきた調査成果を織り交ぜながら発表します。具体的には、MEMS型デジタルセンサーを用いた最新の探鉱器による調査例、地震防災の上で需要の高い海陸統合調査や都市部などの調査例、さらには、震源断層のイメージングを目的とした深部地殻構造の調査・研究例を紹介する予定です。研究例では、人工地震のデータと自然地震のデータによる解析結果を統合して地殻構造全体をイメージングする手法なども紹介します。

*講師・講演内容等が変更になる可能性もあります。その際は地震学会WEBページの行事予定で周知致しますので、お出かけ前にご確認ください。


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