日本地震学会強震動委員会 第14回研究会

日本地震学会強震動委員会では、強震動研究とその関連分野の関係者が集う研究会を企画しております。
その目的は、
(1)現実の社会の中で強震動研究の成果がどのように利用されているかを知ること、
(2)強震動研究の目指す目標をより高くしてゆくために、関連分野における最新の研究を学ぶこと、
(3)強震動研究とその関連分野に関わる人々との相互理解を深めること、
などです。
研究会を積み重ねながら、強震動研究をより効果的に社会に役立てるための手がかりを見つけて行きたいと考えております。
このたび、第14回研究会を、下記の通り開催することになりました。 研究会は、強震動委員会と同様、公開で実施しております。どうぞ奮ってご参加下さいますよう、お願い申し上げます。


日時:2007年10月23日(火) 18:30−20:00(予定)
会場:仙台国際センター 3F 小会議室8(秋季大会ではD会場となる予定です)
参加費:無料,参加登録:不要

講師:
○ 中村操 氏 (株式会社 防災情報サービス)
講演題目「歴史地震を考える」
概要:
地震計記録の無い時代の地震を,歴史地震と呼ぶが明確な時代区分があるわけではない。おおむね1885年以前を歴史地震の時代と考えている。現状の歴史地震の解析方法について紹介し,そこから何をくみ取っているのか,その際の問題点は何か,について述べる。

○ 吉田望 氏 (東北学院大学)
講演題目「地震動伝播における地盤の非線形挙動の効果」
概要:
表層地盤は強震時には非線形挙動し,それが地表の地震動に大きく影響する。なぜ大きく影響するのか,そのメカニズムを紹介すると共に,実現象,数値計算における事例を通して考え方を紹介する。


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