FAQ 2-1. 地震予知と地震予測(2015年9月修正)FAQ

質問

「地震予知」と「地震予測」とは、どう違うのでしょうか?

回答

地震予測とは、「地震の発生時間」「地震の発生場所」「地震の大きさ(マグニチュード)」の一部またはすべてを地震発生前に推定することであり、地震予知とは、地震予測の中でも特に確度が高く警報につながるものと地震学会では考えています(行動計画2012の2-4)参照。

補足1

I集合論でいえば、「地震予測」の部分集合が「地震予知」という考えです。

補足2

「地震の発生時間」「地震の発生場所」「地震の大きさ(マグニチュード)」の3つの内、いずれかの要素を曖昧にするだけで、地震予知としては意味のないものになってしまうことがあります。特に日本の場合、大小含めてたくさんの地震が毎日、様々な場所で発生しているから注意が必要です[例えば( FAQ1-5を参照してください。]

政府(地震調査研究推進本部)は、日本各地の地震危険度について、科学的調査・分析に基づいて長期評価(一種の長期予測)をする作業をしています。このような情報は、短期的な地震回避行動(たとえば、地震前に避難する、地震直後の火災防止のためにガスの供給を調整するなど)には役に立ちませんが、長期的な防災計画を策定する上で、有用な情報となります。

また、前述の短期的な地震回避行動を起こすことが出来るように、気象庁では、東海地震に限定して、「2、3日以内」の直前予知をするための体制を取っています。

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